お薬の飲み方の約束事1
いつも処方されているお薬、なんとなく不安に思ってついつい間引いたりしていませんか?
まず、大切なルールを確認しましょう。
(1)一冊のお薬手帳にすべての医療機関で処方されたお薬の記録をまとめましょう。
(2)家族やお友達とお薬の貸し借りは絶対いけません。時には命にかかわります。
(3)自分の判断でお薬を加減したり中止してはいけません。担当医に必ず相談しましょう。
(4)市販薬と処方薬を一緒に飲まないで下さい。
お薬の飲み方の基本は、
(1)お薬はコップ1杯のお水かぬるま湯で飲みましょう。水なしで飲んでしまうと食道潰瘍や胃潰瘍の原因となることがあります。
(2)水なしでも服用できるように開発された口腔内崩壊錠は、口の中で溶けたらそのまま飲んでも構いません。
(3)カプセルを開いたり、錠剤を噛み砕いたりしてはいけません。吸収される時間を調整したり、飲みにくい味を隠すように工夫されています。
(4)飲み忘れを減らすためにお薬のシートに服用予定の日付を書いておきましょう。お薬整理箱を利用して1週間分を分けておくと便利です。自分で整理することが出来ないときは、服用機会毎に分包してもらう「一包化」処理を医師から薬剤師に指示することも出来ます。