塩分制限のすすめ
塩分の摂りすぎが高血圧症の原因となることは、よく知られています。
血液中の塩分濃度はほぼ一定なので、塩分を過剰に摂取すると血液量が増えてそのまま血圧が上がってしまいます。
私たち日本人の平均塩分摂取量は11g/日、東北は12g/日です。しかし、厚生労働省では、塩分摂取量の目標を健康男性で8g/日未満、健康女性で7g/日未満に設定しました(2015年4月より)。高血圧症患者の目標は塩分摂取量は6g/日未満です。
それでは、私達の食べている食材にはどれだけの塩分が含まれているでしょうか?
味噌汁1杯2g、梅干し1個2g、ラーメン・そば1杯5g、すし4.5g、塩ます1切れ4.6g
1日の味噌汁は1杯までとし、ラーメンやそばのスープは飲まずに残すようにしましょう。
山形県民にとっては、大好きな漬け物を控えることも大切です。
また、減塩醤油に切り替え、醤油さしもプッシュ式を利用することもお薦めします。
親の塩味好みは子供や孫にも食習慣として継承されます。子供たちのためにも、減塩の努力を続けましょう。