設備案内
待合室
玄関より診察室まで、院内は完全なバリアフリーです。また、患者さん同士の感染を予防するため、業務用の空気浄化機BioMicronを設置しています。
待合室のテレビモニターでは、病気に関する情報や、健康に関するクイズ、健康レシピなどを集めたオリジナルの健康情報番組を配信開始しています。 当院の診療予定や予防接種に関する情報などをリアルタイムに放送してゆきますので、ぜひご覧ください。
トイレ
男女トイレ共に、車椅子に対応しています。
女子トイレには、赤ちゃんのおむつ交換用ベッドも設置してあります。
診察室
少しでもお待たせする時間を短くするように、診察室は2部屋あります。先に患者さんに診察室に入っていただくことになります。
第1診察室には超音波検査機を準備しています。超音波検査機は第2の聴診器ともいわれ、特に腹部の診察には欠かせないものです。
肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、腹部大動脈などの検索を行います。また、乳腺、甲状腺、頸動脈の観察にも利用できます。
2つの診察は、互いに診療内容が聞こえないようにきちんとドアで仕切り、処置室には常時3人の方に点滴できるようベッドを準備しております。
また、患者さん同士の感染予防にも力を入れています。診察室や処置室には、それぞれアンデス社製の光触媒搭載空気浄化機BioMicronを設置しておりますので、ご安心下さい。
内視鏡室
内視鏡室では、胃カメラ、大腸カメラを行います。
経鼻内視鏡
胃カメラは、鉛筆より細い直径5.5mmの経鼻内視鏡を用います。
従来の胃カメラは、口から入り、喉の奥で急カーブを描いて食道に向かうので、胃カメラが舌根部を刺激して嘔吐反射が起こり、患者さんは苦しい思いをします。
けれども当院の経鼻内視鏡は、鼻腔を通って喉の奥を通るため、舌根部に触れることがなく、嘔吐反射が起きません。
もちろん、従来の経口内視鏡をご希望の時は、口から挿入しますが、当院では年間約700件の胃カメラのうち95%は経鼻内視鏡を実施しています。
経鼻内視鏡では、早期がん発見に有利な色素散布や細胞生検も、経口内視鏡と変わらずに検査することが出来ます。
ちなみに、経鼻内視鏡の検査中はお話もできるほどです。このように、会話ができることで検査中の不安も かなり解消されるはずです。
食道癌はNBI(狭帯域光観察)システムを導入
食道癌発見に有利なNBI(狭帯域光観察)システムを導入しています。
NBI(狭帯域光観察)システムは、粘膜表層の毛細血管及び粘膜微細模様を効果的、安定的に強調処理することができ、食道癌の早期発見に有望な手段といわれています。
もちろん、必要に応じて従来のヨウ素液散布法を併用することもありますのでご了承ください。
大腸カメラ
当院では、大腸内視鏡検査に水浸法を採用しています。
内視鏡の先端にあたった大腸粘膜をどかすときに空気の代わりに少量(1-2ml)の水を注入する方法です。
この方法で患者さんの苦痛は大幅に少なくすることができるとはずです。
また観察時には大腸を空気でふくらまし、粘膜のヒダを広げる必要がありますが、当院では空気の代わりに炭酸ガスを使用しています。炭酸ガスは空気に比べて早期に吸収されるため、検査中や検査後の腹部膨満感が軽減すると言われています。
また、磁場をつかった内視鏡の先端位置を確認できる内視鏡形状監視装置も採用しています。従来の内視鏡と違って放射線を被曝しませんので、ご安心ください。この監視装置の導入により、短時間で検査が進むようになりました。
一般的に苦しいといわれる大腸内視鏡検査ですが、少しでも身体に負担がかからないような工夫をしております。