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内科

お薬の飲み方の約束事2

お薬を飲むタイミングには、いろいろな意味があります。
(1)食前:食事開始30分前:糖尿病薬や消化促進剤など 
(2)食直前:食事直前10分以内:食事による急速な血糖上昇に対応する目的(糖尿病薬)など
(3)食後:食事終了後30分以内:確実に服用を習慣づけるために指示している目的(降圧剤など)や胃への影響を避ける目的(消炎鎮痛剤)や
(4)食間:食事の間あるいは食事終了後2時間:他の薬剤の影響を避ける目的など、漢方薬など
(5)就寝前:就寝直前:薬剤の作用する時間帯を見込んで、睡眠薬、降圧剤など
(6)頓服:必要に応じて飲む、解熱剤や鎮痛剤など
お薬どうしの飲み合わせや、食品との相性も注意が必要なことがあります。
(1)グレープフルーツ ジュース : 一部の高血圧治療薬の中には、作用が強くなりすぎることがあります。
(2)納豆、クロレラ : 血液が固まるのを防ぐワーファリンの作用が弱くなります。
(3)牛乳 : 抗生物質の効果が弱くなることがあります。
(4)アルコール:お薬の効果が強くなったり弱くなったり、予想外の効果が現れたりします。
少しぐらい適当に服用しても大丈夫だろうと、あなどると思わぬ健康障害の原因となります。
自分の健康管理のためにも、正しい方法でお薬を服用しましょう。

2015/07/16/
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