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2023年もコロナワクチン接種を薦める5つの理由

2023年5月8日から新型コロナ感染症は2類感染症から5類感染症に移行しました
2023年も引き続きコロナワクチン接種事業が継続されます
65歳以上や重症化リスクのある方は、夏と冬
65歳未満で重症化リスクのない方は、秋1回
ワクチンの種類は オミクロン対応ワクチン
接種費用は 無料

”5類に移行したら、ワクチン接種も終わりにしたい”  と考える人もいます
しかし、ここで冷静に現状と今後のワクチンについて考えてみましょう

①流行は今後も続く
5類に移行し、マスク、手洗い、ソーシャルディスタンスといった概念が薄れ、個々の感染予防対策は手薄になります
そのため感染が減るという要素は当分見込めません
②弱毒化したとはいえ、死に至る毒性を持っている
新型コロナ感染症に対する治療法はほぼ確立しました
しかし残念ながら、医療体制の整っているはずの第8波の死者数が最も多かったのです
ダイアモンドプリンセス号が上陸したころの強烈な毒性は失われたが、一般の風邪よりもはるかに恐ろしい毒性があるのは確かです
③流行の波は半年ごとに訪れる
一つの流行が沈静化しても、変異を繰り返しながら今後も感染が継続すると予想されます
実際、アルファ型、デルタ型、オミクロン型と変異するたびに感染力は増大し続けています
第1波から第8波に至るまで、流行の波が訪れるたびに感染者数はうなぎ登りです
④一度感染しても永久免疫ではない
麻疹や流行性耳下腺炎は一度罹患したらほぼ再感染することはありません
しかし、新型コロナ感染症は、6か月以上経過すると再感染することがあります
新型コロナウィルスは変異することで獲得した免疫力をすり抜けるからです
私たちは30年以上前から、11月にはインフルエンザワクチンを接種し冬のインフルエンザ流行に備えてきました。
インフルエンザと同様に新型コロナウィルスの存在を受け入れましょう
⑤ワクチン接種すれば重症化リスクを低くできる
ワクチンを接種すれば、新型コロナ感染症にかからないというわけではありません
しかし、接種から感染までの期間が短いほど症状は軽く済むと報告されています

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ヨーロッパやアメリカ合衆国などは、日本とは桁違いの大きな流行に飲み込まれ、国民の半数以上が新型コロナ感染症にかかることで、社会免疫を獲得しました
しかし、日本はまだ感染者数が少ないため社会免疫を獲得したとは言えません
日本は今後も流行を繰り返しても医療崩壊を回避しながら、感染者数を抑えつつゆっくりと社会免疫の獲得を目指すべきだと思います

高齢者や合併症を持つ高リスク群が感染すると肺炎などで亡くなる危険があります
自分一人の感染リスクだけではなく、家族や同僚への感染リスクを考えましょう
 ”5類に移行しても、ワクチン接種を継続しましょう”

65歳未満コロナワクチン接種券申請はこちら から →「利用者登録せずに申し込む方はこちら」→利用規約を「同意する」
申請期限は6月30日までなので早めの接種券申請を薦めます

2023/05/17/
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