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メタボリックシンドローム

日本人の肥満傾向が進み、40歳以上で内臓脂肪肥満と考えられるのは男性で57.6%、女性で21.4%にのぼると言われています。
内臓脂肪肥満に高血圧症、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病を合併すると、心筋梗塞や脳梗塞を合併しやすいことが分かっています。
そこで、心筋梗塞や脳梗塞を未然に予防するため、本格的な高血圧症や高脂血症、糖尿病を合併する前に生活習慣の改善を促すべきひとびとをメタボリックシンドロームと呼ぶようになりました。

メタボリックシンドロームの診断基準は、

  1. 腹囲(立位で臍の高さ)が、男性で85cm以上、女性で90cm以上
  2. 最高血圧130mmHg以上または最低血圧85mmHg以上
  3. 空腹時血糖値110mg/dl以上
  4. 中性脂肪150mg/dl以上またはHDL-C40mg/dl以下

(1)を満たし、(2)~(4)のうち2項目以上を満たす場合、メタボリックシンドロームと呼んでいます。
メタボリックシンドローム、あるいはその予備群になったら、家族そろって食生活の見直しと運動を開始しましょう。

2015/07/05/
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